出版社内容情報
本書では、現在幅広く適用されているWaterfall型開発プロセスと新世代の開発プロセスである反復型開発プロセスを対比して、後者が前者の問題点をいかに克復しようとし、克復するとしたらどのような点を考慮すべきかという点が大きなテーマになっています。Waterfall型開発プロセスと反復型開発プロセスの対比は、以下の観点から行われています。1.ソフトウェア開発プロジェクトを成功に導くためのベストプラクティス2.ソフトウェア開発の経済的側面あるいはコストモデル3.開発プロセスおよびそれに対するプロジェクト管理作業4.開発プロセスの自動化、効率化-また、本書は理論一辺倒に終始しているわけではなく、著者自身が経験した反復型開発プロセスの実践経験であるCCPDS-Rの詳細な事例を通じて、理論と実践の対比が行われている点も大きな魅力です。もし、本書の本文の途中で挫折をしかけたら、ぜひとも付録DのCCPDS-Rの事例だけでもぜひともご一読されることをお勧めします。
目次
第1部 ソフトウェア管理のルネサンス
第2部 ソフトウェア管理プロセスのフレームワーク
第3部 ソフトウェア管理手法
第4部 将来への展望
第5部 ケーススタディと裏付け資料