内容説明
1日青汁1杯50kcalの食生活を17年間、継続。針灸師として難病の患者をのべ5万人以上治療。上場企業の健康顧問として社員の健康を管理。世界でも類のない生き方を実践している女性が提唱する、少食のすすめと人生の楽しみ方。
目次
プロローグ 常識と非常識のあいだ
第1章 少食が体にいいほんとうの理由
第2章 なぜ、奇跡の回復ができたのか?
第3章 青汁一杯で生きられる体のメカニズム
第4章 食事を替えて病気を治す―森鍼灸院での治療法
第5章 少食が運んでくる贈り物
第6章 “愛と慈悲”の少食が世界を救う
エピローグ 愛を分かち合う喜びを学ぶ
著者等紹介
森美智代[モリミチヨ]
1962年、東京都生まれ。短大卒業後、養護教諭として大阪府で勤務中に難病の脊髄小脳変性症を発病。以来、西式甲田療法を実践し、5年かけて難病を克服。その後、鍼灸学校に入り、鍼灸師の免許を取得。現在、大阪府八尾市に「森鍼灸院」を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
80
タイトル読み。スピリチュアルな内容でありビックリ。すごくすごく勉強になった。食べすぎる人は愛情不足には納得!月に一度、断食の日を作ろう。少食生活始めていこう。2020/06/21
梅ちゃん
27
2019.04.14筆者は、養護教諭として勤務した21歳のとき、「脊髄小脳変性症」と診断された。小脳や脊髄が萎縮し、運動機能が失われていく難病で、進行を食いとめる方法はない。若い時期に発症すると、5〜10年で死に至るといわれている。 そんな作者を診察し、「断食して宿便を出すことができたら治るよ」と力づけたのが「西式甲田療法」によって多くの難病患者を健康へと導いた故・甲田光雄医師であった。これをきっかけに断食を始め、容態がよくなった。 断食が、いかに素晴らしいものでおるかを力説している。2019/04/14
チョコラスク
14
うーん?正直、青汁1杯で生活していけるのは非現実的だし、メリットも薄いような、、、まぁ青汁を飲むことは参考になると思いました。また、コーヒーや甘いものが不健康だから絶対に食うな!という感じです私にとってはそれが楽しくないなぁと感じてしまい、実践したくありませんねwまあこんな生き方も世の中にはあるんだなぁと知ることができました。少食は過度にやると病期になるからあんまこの本のこと参照にしない方がいいよっと2023/01/10
Kumisuke92
13
健康法として、そして地球環境への優しさとしての不食という捉え方だけでなく、食欲を抑えることで欲望をおさえられるようになり本当に意義のあることがクリアになってくるということに、とても惹かれた。そして脳波をコントロールできるようになれば食欲がコントロールできるようになり、それは満たされていても起こる飢餓感のβ波から、自分の魂が本当に喜ぶことと対話することでα波へと変わることで可能になるのだという。自分が知りたかったことの答えが散りばめられた予想以上に深い内容だった。2016/08/13
koheinet608
8
糖尿病の患者数は予備群含めて1200万にいる。日本は病気患者で溢れかえっている。この著者の師匠に当たる人は、甲田光雄氏で少食(半断食)を広めたパイオニアである。自分も甲田医師の著作を読んで、かなり勉強になった。甲田療法に関しては賛否両論ある。ただ医者から見捨てられた患者の健康回復に生涯を捧げた功績は素晴らしいと思う。森氏も甲田氏の思想ともいえる健康方法を受け継いで実践している。普通の健康本はサプリメントのようで、効力は短期的だが甲田氏も、森氏も、自ら主体的に健康になるという意志と実践を重要視している。2017/11/03