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反復型開発のエコノミクス―業績を改善するソフトウェアプロジェクト管理

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894715448
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

出版社内容情報



反復型プロセスの導入を目指す開発チームのリーダーとマネジャー必読!

 「効果的なソフトウェア開発」は、もはやIT業界やIT部門だけの関心ごとではない。企業全体にとっての重大事項である。しかしながら、企業活動に従事するほとんどの人が、ソフトウェア主導型のビジネスに関して意思決定を行なうのに、十分な情報を欠いたままである。そんな要望に応えるのが、本書『反復型開発のエコノミクス』である。本書では、数十年来のソフトウェア開発とビジネス経験における成果を振り返りながら、「経済性に基づく」開発手法(=反復型開発)の実践的な利用方法を解説する。これを導入することで読者は、技術投資から最大限のリターンを得るプロジェクトの計画と管理を行うことが可能になる。

 第1 部では、従来の「エンジニアリングに基づいた」開発(=ウォーターフォール型開発)管理の非効率性と比較しながら、現在の事業環境におけるソフトウェア開発管理の成功とその難しさ、失敗の影響といったものを描き出している。第2 部では、反復型開発の原則やプラクティスに基づいたソフトウェア開発の新しいアプローチを取り上げる。経験を通じて確かめられた最良の手法が紹介されている。第3 部では、測定を通じて、こうした反復型開発のテクニックを確実に機能させる方法についてさらに詳しく解説する。そして、最後の付録では、評価尺度の目的を取り上げ、プロジェクトのライフサイクルを通じて「ばらつき」を減らすための手段についても触れている。

 反復型開発の原則について、比較的短めの解説を求めている経験豊かなプロジェクト管理者にも、そのコンセプについての手頃な手引きを求めている初心者にも、本書は価値のある一冊となるだろう。

内容説明

マネジメントの視点から反復型のメリットを説く。経済性を高めるソフトウェアマネジメントを目指すなら反復型プロセスを導入せよ!アジャイルへの橋渡しにも有効。

目次

第1部 ソフトウェアで動く経済(ソフトウェアプロジェクト管理の課題;結果を達成する:ソフトウェアエコノミクスの真相)
第2部 ソフトウェア開発の経済性を改善する(ソフトウェアエコノミクスのトレンド;ソフトウェアプロジェクトの規模と複雑さを低減;開発プロセスを改善する ほか)
第3部 ソフトウェアエンジニアリングの実際的な測定(ソフトウェア開発の評価尺度の実際的な見方;方向づけフェーズでは何を測定するか;推敲と作成のフェーズでは何を測定するか ほか)
付録 反復型プロジェクトの管理を開始する

著者等紹介

ロイス,ウォーカー[ロイス,ウォーカー][Royce,Walker]
IBM社のWorldwide Rational Servicesのバイスプレジデント

ビットナー,カート[ビットナー,カート][Bittner,Kurt]
Ivar Jacobson Consulting Americas社の最高技術責任者

ペロー,マイク[ペロー,マイク][Perrow,Mike]
IBM Software Group内のRational部門のライター兼編集者

藤井拓[フジイタク]
1990年、家電メーカーから株式会社オージー情報システム総研(現オージス総研)に中途入社。1991年にオブジェクト指向方法論を学び、以来オブジェクト指向方法論に関するトレーニング、コンサルティング、受託開発を実践。1997年から1999年まで、日本ラショナルソフトウェアに出向し、ラショナル社の日本でのビジネス展開や製品の国際化や日本語化を支援。1999年オージス総研に帰社。1999年から2002年まで、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程で反復的な開発における成果物変化の測定技術に関する研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ichi

0
図書館の新着図書コーナーにて。目新しい情報はない。2010/01/19

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