内容説明
九州と東アジアを拠点とし、豊富な現地調査と緻密な論考を積み重ねた著者の多年にわたる研究の集大成。弥生時代・古墳時代の研究の精華計39編を収録。
目次
第1部 弥生時代(稲作の開始と遠賀川式土器;北部九州の弥生建築;弥生文化と日韓交渉;北部九州の墓制;弥生時代墳丘墓の出現―佐賀県・吉野ヶ里墳丘墓をめぐって ほか)
第2部 古墳時代(古墳伝播の道;古墳文化期における日韓交渉―倭と百済・伽耶・新羅;韓国の前方後円形墳―研究史的展望と課題;百済古墳文化と北部九州―とくに横穴式石室について;5世紀代北部九州の古墳文化―とくに横穴式石室の導入とその背景 ほか)
著者等紹介
小田富士雄[オダフジオ]
1933年福岡県北九州市生。1957年九州大学文学部史学科卒業。1960年10月九州大学文学部大学院博士課程中退。九州大学文学部助手~1971年3月。1971年4月別府大学文学部助教授。1980年6月文学博士学位授与。1983年北九州市立考古博物館館長。1988年福岡大学人文学部教授。*1995年~1999年下関市立考古博物館館長業務。2004年3月福岡大学定年退職、5月福岡大学名誉教授称号授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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