ソフトウェア工学―理論と実践

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  • サイズ B5判/ページ数 658p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784894713680
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

出版社内容情報

本書は3部構成になっている。最初に読者に動機付けを行い,ソフトウェア工学についての知識が技術者にも研究者にも重要である理由を説明する。第1部(第1章~第3章)では,プロセスの問題を理解することや慎重なプロジェクトの計画を遂行することが重要であることを述べる。次の第2部(第4章~第10章)においては,ソフトウェアを構築するために使われるプロセスモデルの種類に関係なく,開発と保守の過程について段階ごとに言及する。これらは,要求の取り込みやチェック,問題解決のための設計,プログラムコードの作成とテスト,顧客への出荷の各段階からなる。最後の第3部(第11章~第12章)では,評価と改善に焦点を当てる。プロセスや製品の品質をどのように知るか,それらをどのようにして改善していくかがテーマである。

内容説明

2つの事例(典型的な情報システム、リアルタイムシステム)に一貫した概念を適用している。ソフトウェア工学関連の産業に影響を及ぼす、再利用・リスク管理・品質保証といった概念を、別々の問題として取り扱うのではなく、統括的に取り扱っている。測定の問題を別々の分野としてではなく、ソフトウェア工学戦略の不可欠な部分として考慮している。

目次

なぜソフトウェア工学か
プロセスのモデル化とライフサイクル
プロジェクトの計画と管理
要求分析
システム設計
プログラミング
プログラムテスト
システムテスト
システムの出荷
システムの保守
製品、プロセス、資源の評価
予測、製品、プロセス、資源の改善

著者等紹介

プリーガー,シャリ・ローレンス[プリーガー,シャリローレンス][Pfleeger,Shari Lawrence]
Systems/Software社の代表。同時にメリーランド大学のコンピュータサイエンス学科のリサーチ・サイエンティストでもある。過去にはEvaluating Software Technology(CREST)におけるHoward University’s Center for Researchのセンター創設者とディレクターを務めた。また、City University(ロンドン)のCentre for Software Reliabilityに在籍して外来の科学者として研究を行った。MITRE Corporation’s Software Engineering Centerでは主任科学者として、Contel Technology Centerでの測定用プログラムのマネージャとして活躍した。数年間、IEEE Softwareの副編集長として、Quality Timeのコラムを編集した。現在は、IEEE Transactions on Software Engineeringの副編集者である
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kozawa

0
これ1冊読んだらすぐ実用的ということはないが、体系的によくまとまっている(それなりに厚い)ので、手元において、これをとっかかりに色々学ぶのはよいのでは。ソフトウェア工学の視点がITエンジニア皆に必要かと言われると疑問もあるが、もっと新しいいい本があればいいのだけれども。邦訳がもっと欲しいジャンル。参考文献も未邦訳多そう。2011/01/06

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