出版社内容情報
Mathematicaは非常豊富な機能とインタフェースを備えた数値・数式処理ソフトウェアです。本書は、概念の説明をし、プログラムの個々の動作を理解し、それらを集めて、大きなパッケージとして完成させるという方針で説明しています。
著者がMathematicaの主要開発者なので、要点を押さえた明快な解説となっています。
扱われている例も意味のあるものなので、興味が尽きることなく、テクニックを習得できます。
Mathematicaは、記述能力が高い言語であるので、FortranやCなどの古い言語になれた人は、効率的なプログラムを書くのに慣れていません。そのような著者による類書が多い中で、本書は本質的で効率の良いプログラミングの作成方法が説明されています。
バージョン3および4に対応しています。
【目次】
第1章 はじめに
第2章 パッケージ
第3章 デフォルトとオプション
第4章 関数型および手続型プログラミング
第5章 評 価
第6章 変換規則
第7章 数値計算
第8章 組込み規則への対応
第9章 入力と出力
第10章 グラフィックスプログラミング
第11章 ノートブック
第12章 応用:反復関数系
付録A 演習問題
付録B 参考文献
内容説明
本書のプログラム例は二通りに使える。まず概念の説明と、完全なプログラムを作る際にどうはめ込まれていくかを示すことを助ける。さらに、単なる玩具プログラムではなくて、それ自身役に立つプログラムとしてデザインされている。Mathematicaに直接入力できる幾つかのコマンドや定義から始め、次に入力にはよらずに同じ計算をしている部分を取りだし、この部分を自動化する関数や手続きを定義。そして標準的な技法を使って、これらの関数をパッケージにする。そのとき文書を加えパッケージが使いやすくなるようにプログラムの構成を整える。最終目標は、それがどう動くかを知っている作者にとってだけではなく、他の人に役に立つプログラムを書くことである。
目次
第1章 はじめに
第2章 パッケージ
第3章 デフォルトとオプション
第4章 関数型および手続型プログラミング
第5章 評価
第6章 変換規則
第7章 数値計算
第8章 組込み規則への対応
第9章 入力と出力
第10章 グラフィックスプログラミング
第11章 ノートブック
第12章 応用:反復関数系
付録A 演習問題
付録B 参考文献