出版社内容情報
未定
内容説明
30年にわたり続いているJR東海のキャンペーン「そうだ 京都、行こう。」。本書では、そのキャンペーンの広告に着目し、卓越した広告表現や、周到に計画された広告企画の分析を通じて、長い間続く「良い広告」を考えていく。
目次
第1章 前提としての京都と旅行、そして東海道新幹線(天皇陵は京都府下に42ヶ所、73人分;文化財の象徴であり、秀吉の思いが垣間見える醍醐寺 ほか)
第2章 京都の描き方の技(「そうだ 京都、行こう。」という抜群のヘッドコピー;音楽と京都の微妙な組み合わせ ほか)
第3章 時代ごとに「見たいものを見せてくれる」(キャンペーン開始の1993(平成5)年は「雅子妃(現皇后)決定」の年
比叡山延暦寺は自然との調和を見せてくれる ほか)
第4章 「そうだ 京都、行こう。」を貫く広告企画(関係者以外には観察できない基本の方針・企画;藤岡和賀夫の「ディスカバー・ジャパン」 ほか)
第5章 これからの時代の「良い広告」とは(現代日本の広告には形がない;一人ひとりが自分で意味を作る行為としての「旅」 ほか)
著者等紹介
水野由多加[ミズノユタカ]
1956(昭和31)年生まれ、慶應義塾大学文学部(社会学)、青山学院大学大学院(経営学)退学、関西大学名誉教授。博士(商学)。日本広告学会副会長(2007年~)。電通勤務、京都工芸繊維大学(デザイン経営工学)を経て、関西大学教授。広告論をのべ2万人の学生に講じる。鉄道は「交通広告見る鉄」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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