目次
1 レズビアンヘルス研究の検討(レズビアン・バイセクシュアル女性を捉える視点;レズビアンと医療者の関係;患者とケアギバーの相互作用)
2 レズビアンヘルスにおける事例分析(事例紹介;レズビアン・バイセクシュアル女性の健康に関する経験;医療者が患者への態度を形成した経験;レズビアン・バイセクシュアル女性である患者と医療者の相互作用の構成要素)
3 パラダイム・ケース―あるレズビアンの患者とそのパートナー、医療者たちの語り(医療機関での患者とパートナー;言葉によるカミング・アウトはしていない;ここにあったのは、ただ同じ目線)
4 レズビアン・バイセクシュアル女性が健康を維持する仕組みとは(相互作用を生み出す人々の共通性;レズビアン・バイセクシュアル女性のパーソナルネットワーク;医療機関での患者のカミング・アウト;看護論からみるレズビアン・バイセクシュアル女性へのケア;レズビアン・バイセクシュアル女性に関する相互作用モデル;研究の限界と今後の課題)
レズビアンヘルス研究の方法(データ収集方法;分析方法;倫理的配慮)
著者等紹介
藤井ひろみ[フジイヒロミ]
1967生。大手前大学現代社会学部教授。専門は看護学、助産学、女性学、クィアスタディーズ、看護学博士。神戸市看護大学大学院准教授、慶應義塾大学看護医療学部教授を経て現職。NPO女性とクィアのためのリソースセンターQWRC監事、性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会(LGBT法連合会)共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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