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内容説明
シカゴの寒い朝、戦後GHQのアメリカ軍大佐が持ち帰ったコレクションとは―35年の鑑定人生の実体験。
目次
ポーレン氏の里帰りコレクション―シカゴの寒い朝、戦後GHQのアメリカ軍大佐が持ち帰ったコレクションとは
コレクターの天国と地獄―ショックの連続、一度に数百点のフェイク
忘れ得ぬ、招かれざる絵―アルジェンチンからのフジタ
画商は目利き、直感はいつだって正しい
菱田春草の苦い体験―N・Yタイムズの広告から、専門外の絵
浅香光代さんに先生は要らない―そして、デヴィ夫人の魔法の杖のような絵
佐伯祐三のパリの下宿先で見つかった本物と、日本に有った大量のフェイク
ビュッフェの画商、ガルニエ氏の証明書と彼との友情
進化する小野コレクション展―ベストピリオドを買え
九死に一生を得る、水際作戦―日動画廊の地下の、“鈴木版ルノアール”と三井倉庫で見た、スゴい(?)ルノアールの共通点
懐かしいあの人達の一口エピソード
貴方もいつかは鑑定家
いつかは、鑑定日本一に―池永投手との、運命の別れ路、そして、果てしない鑑定の旅
著者等紹介
早鞆一雄[ハヤトモカズオ]
1947年生。1968年ギャルリーためなが入社。1978年マンハッタンギャラリー設立。現在、ギャラリー白金台代表、美術品鑑定研究所代表。鑑定歴35年
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。