内容説明
受験に失敗した従兄弟を励まそうとメールを書いている涼子の眼前に、当の渉がCRTから出現!一体、渉に何が起こっているの!?それは二人が正月に経験した神儀を契機とした、蛇神と巫の不思議な物語の始まりだった…。渉と涼子は、秘せられし神、言織比売を見出せるか?妹尾ゆふ子が巧みな筆致で、世紀末に舞う古き神々を描いた現代SFファンタジー、書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リツカ
3
友人のPUSHで。時系列の錯綜がちょっとわかりづらかったんだけど、取り扱ってるネタは面白かった。渉兄さんみたいのがいるよってすすめられたやつだけど、転がった先はけいじさんでした。2016/10/19
ひーたろー
1
これ、時系列入れ替えてる意味があるのかなあ。単に読みにくくしてるだけのような。蛇神と言織比売のラストは良かった。2014/04/03
Aladdin
1
日本神話系のファンタジー。時系列が入り乱れて話が展開して、面白かったです。2010/05/01
みあ
1
憑きもののお話。独特の構成で面白さをひきたててますな。
*あお*
0
時間があっちこっち飛んで何度かうん?ってなった。けど、後半あたりからつながりが見えてきてストンとはまった。 HPに載っている後日談の雰囲気も好き。2012/11/28