ハルキ・ノベルス<br> 名探偵Z―不可能推理

ハルキ・ノベルス
名探偵Z―不可能推理

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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784894561106
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

閑静な地方都市、Q市。だが大それた犯罪が、市民を街を司法当局を未曾有の大混乱に陥れていた。そこに燦然と現れた乙名探偵、人呼んで“名探偵Z”が人の迷惑省みず、卓越した推理で快刀乱麻と事件を解決する!そんな大活躍をあざ笑うかのように、敢然と闇夜を闊歩し挑戦状を叩きつける名探偵Z最大の強敵“少女怪盗Ψ”!両者の対決は果たして如何ばかりなものであろうか!!不幸にも彼等の巻き起こす大事件担当にされてしまったQ市きっての名捜査官、仙波警部らの心労や如何に。

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
82年同志社大学卒。読売新聞大阪本社に入社の傍ら執筆を続け、86年「幻想文学」新人賞に短編「異類五種」で入選。以後本格ミステリを中心に活躍。90年「殺人喜劇の13人」で第1回鮎川哲也賞を受賞。94年より専業作家となった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

74
連作短編集。バカミスって感じ。チョイ役で出てきた保瀬警部が本作ではまともなのがビックリ。2015/05/23

雪紫

48
芦辺さんがバカやとんでもに関して、行き過ぎた技巧派を発揮すれば・・・こうなる(笑)。ミステリのネタにひとつひとつ挑む真面目もありつつ、もう莫迦(笑)。皮肉(笑)。こんな世界でまともな謎解きあるはずない。あの結末がぶっ飛んだ皮肉と同時に「ミステリ」らしいと思わせる・・・大癋見警部好きにおすすめと言われる理由、全力で理解しました。つまり大好きです。好みは「一番風呂」「ご当地」「左右田氏」「オバハニウム」「鰓井教授」で。2024/10/22

shibatay

5
また再読しちゃった。芦辺さんに会うたびにこの続編を出してとお願いしている気がする。いやはや、なんというかもう、むちゃくちゃでござりますぅw しかしこれだけハイレベルのバカミスショートストーリーをずらっと並べられるって、これこそ芦辺拓にしか出来ない離れ業ですよ。本格ミステリをとことん愛し理解していなければぜったいに書けません。ある意味この短編集は「早すぎた」のかも。今、さらっと文庫で出せば、ぜったい当たると思うんだけどなー。どうでしょう? 再刊希望、続編熱烈待望です!2013/01/24

2
ギャグ漫画みたい。2013/02/11

読生

1
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/48945611072022/01/01

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