内容説明
護憲、平和、反核、福祉…北海道知事、そして衆議院議長として信念を貫いた政治家生活48年。
目次
第1章 民主リベラルの旗の下で(この世は縁;伯父・野呂栄太郎;弁護士を志す;入院で得たこと;父に呼ばれ東京へ ほか)
第2章 過去・現在・未来(平和を願って;核・原発をめぐって;未来につなげる;世界・日本・北海道;もう少し話したいこと ほか)
著者等紹介
横路孝弘[ヨコミチタカヒロ]
元北海道知事、元衆議院議長。1941年札幌市生まれ。札幌西高、東京・九段高から東大法学部卒。札幌で弁護士を開業後、69年衆議院議員に初当選。83年北海道知事に初当選。以後3期12年務め、一村一品運動などに尽力。96年、国政に復帰。2009年衆議院議長に就任。衆議院議員を通算12期務め、17年政界を引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nishiyan
11
北海道新聞夕刊に連載された「私の中の歴史」をベースに生い立ちから衆院議員、北海道知事、衆院議長としての足跡を振り返った横路孝弘氏の回顧録。新聞連載がベースということもあり、暴露的な内容がないところは肩透かしをくった感じではあるが北海道知事時代の取り組み(一品一村運動)が今も生きていることなど興味深い。国政に戻ってからはリベラル勢力結集のために、旧民主党結成に際してさきがけの合流を望んでいたこと、立憲民主党結党時に道選出旧民進党議員をまとめるなど気になる記述も多いが、もう少し踏み込んだ内容であればと思った。2019/12/29