内容説明
日本のみならず、世界の街頭で踊り続けてきた伝説の大道芸人、ギリヤーク尼ヶ崎。人生の哀歓が凝縮された創作舞踊「鬼の踊り」から、大震災の犠牲者へ鎮魂を捧げた「祈りの踊り」まで、芸歴50年を迎えるギリヤーク尼ヶ崎の魂の叫びを200枚の写真が伝える。
目次
プロローグ 風は知っている(植村佳弘)
第1章 舞台は街頭―僕の大道芸は気の踊り。自分を奮い立たせないとダメなんです。
第2章 生きてきた証―人はどこから来て、どこへ消えて行くのだろう。
第3章 路上に舞う―通りがかりの人相手の大道芸は一期一会。だからいい加減なことはできません。
第4章 気仙沼の祈り―数珠を振り回し、がれきの間を走り抜け、水たまりの中を転げ回った。泣けて、泣けて、泣けて。
エピローグ 独り、街頭で踊ってきました(ギリヤーク尼ヶ崎)
著者等紹介
植村佳弘[ウエムラヨシヒロ]
1960年生まれ。北海道新聞編集局写真部次長
南達雄[ミナミタツオ]
1948年生まれ。雑誌カメラマンを経て埼玉県越生町にギャラリィ&カフェ「山猫軒」を開く
鈴木清[スズキキヨシ]
1943‐2000年。『流れの歌』『修羅の圏』など8冊の写真集と写真展で「土門拳賞」「伊奈信男賞」などを受賞
紀あさ[キノアサ]
大道芸人。手回しオルガン奏者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 変身 角川文庫