出版社内容情報
「エゾリスの子育てってどんなの?」「チョウには夏型と春型がいるってホント?」「フクロウってカカア天下なの?」。旭山動物園の元飼育係で、人気絵本作家のあべ弘士さんが、生き物へのやさしい感性とユニークな観察眼を駆使して、過去に出会ってきた多くの動物についてのウンチク、とりわけユニークな繁殖や子育てについてのエピソードなどを、独特のタッチの絵と文章でつづった「オトナ向け絵本」。子どもに語ってあげたい素敵なエピソードが満載です!北海道新聞生活面で4年間続いた連載の単行本化。
内容説明
北海道新聞生活面に4年間連載の絵と文が1冊に!書き下ろし2点を含む合計48の生き物のおはなし。
目次
1章 春(オオコノハズク;コノハズク ほか)
2章 夏(エゾハルゼミ;オオヨシキリ ほか)
3章 秋(トガリネズミ;サル山 ほか)
4章 冬(カモ;オジロワシ ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
17
図書館本。元旭山動物園飼育員の絵本作家、あべ弘士さんの動物にまつわるエッセイ。私もこういう絵が描きたいなあ。イヤ無理だけど(^^;; ザトウクジラの絵が素晴らしい。でも一番あべさんっぽいと感じるのは夏型の蝶かな。2016/04/13
mntmt
15
図書館の専門書の所にありましたが、エッセイのように親しみやすく、あべ弘士さんのよもやまばなしを楽しみました。おもしろかった!動物への愛を感じる、温かみのある絵。本当に素晴らしい。お気に入りの1枚は、エゾハルゼミの絵。2015/07/28
Maiラピ
14
北海道新聞生活面に4年間連載の絵と文が1冊に!48の生き物のおはなし。すてきな死体のトガリネズミに出会ってみたい。かすかないい香りの死体って。。。どのお話も絵も、少し不思議で知らない動物の世界を垣間見せてくれます。シロクマのイワンくんが助走をつけてうれしくてたまらない様子でダイブする姿みたぁ~い。2011/05/14
トムトム
12
動物園の飼育員さんだっただけで、私たち動物好きからみれば超羨ましい!さらに素敵な絵を描けて、面白い動物エッセイを書けて、いいないいなぁ!嫉妬してしまいます。2019/12/18
かっこちゃん
6
右のベージにそれぞれのエッセイのような話。左にその生き物の絵本の様な絵。ずぶの素人の私にはちょうど良い分量の文と絵。へええだったり、なるほどだったり、おやおやだったり。ヒグマの絵と狼の絵が特別素敵です。どれも捨てがたい話です。トガリネズミの文を読むと生き物への呆れる程の愛情を感じます。続編ないかしら?もっといっぱい読みたいです。