目次
第1章 阿寒・春
第2章 阿寒・夏
第3章 阿寒・秋
第4章 阿寒・冬
第5章 森林の生き物たち
第6章 阿寒を楽しむ
著者等紹介
山本光一[ヤマモトコウイチ]
1965年京都府生まれ。龍谷大学文学部で社会学を専攻。都会での暮らしの中で開発により身近な自然が失われていくことに疑問を抱いていた。1988年から京都府警察本部に勤務後、1997年に阿寒の自然に魅せられ家族で阿寒湖畔に移住。現在、阿寒湖周辺の森林づくり・北海道の自然環境保全に力を注ぐ(財)前田一歩園財団に勤務。同財団の情報処理関連並びに阿寒湖周辺をフィールドとした自然観察会、セミナーをはじめとする環境教育プログラム構築に携わるなどインドアからアウトドアまで幅広く担当。公私を通じて阿寒の自然と向き合い、その貴重な一瞬をカメラに納めることをライフワークとしている。財団法人前田一歩園財団企画係長。阿寒国立公園阿寒湖パークボランテイア。(社)スポーツフィッシング協会阿寒湖支部会員。NPO法人私設北海道開拓使の会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
42
著者は、池内紀「日本の森を歩く」で紹介されていた阿寒の前田一歩園財団の職員。財団の立場としてではなく、この自然に惹かれて移り住んだ写真好きの自然愛好家による、写真メインの阿寒自然体験記の趣。ひたすら阿寒の湖と山、花と森林と茸と鳥と動物のその四季の姿に阿寒を語らせる。別に阿寒だけにしか存在しない珍しい動植物はいない。メアカンという名のついた花はあるし、マリモは珍しいが、それよりもよくいる動植物を地域に付いて徹底的にその四季に親しむことで、確かな阿寒の姿が浮かび上がってくる。2015/12/22
-
- 洋書
- LES CHATS