内容説明
2016年の年明け早々、日本列島に衝撃が走った。日銀による「マイナス金利」の発表である。「金利がマイナス」とは、いったいどういうことなのか?こんな時代だからこそ押さえておきたい「金利」の基本知識から、国際通貨の最前線までこの1冊でまるわかり!
目次
第1章 マイナス金利の衝撃
第2章 金利の世界の基本事項を押さえておく
第3章 金融市場の構造はどうなっているか
第4章 マイナス金利が生み出す課題
第5章 低金利が意味する時代的要素
第6章 マイナス金利時代の個人投資家の基本的心構え
著者等紹介
小口幸伸[オグチユキノブ]
1950年群馬県生まれ。通貨・国際投資アナリスト。元ナショナルウエストミンスター銀行国際金融本部長。横浜国立大学経済学部卒業後、1974年シティバンク入行。変動相場制移行後まもなく為替ディーラーとして第一線で活躍。同行の為替資金部、為替債券チーフディーラーを経て、1985年英ミッドランド銀行にて為替資金本部長を務める。1992年ナショナルウエストミンスター銀行へ移籍し、国際金融本部長を経て、2001年独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Zing
6
難しかったー!一度挫折して、勉強してから読み直したけど、それでもまだ分からないところがある。難しかった。2017年のアメリカの利上げの意味が分かったのと、ストップロスの設定を学んだ。ストップロスの設定仕方はもっと勉強が必要だけど、概念を学んだだけでも前進。2017/01/04
Yoshi
0
「長期投資といっても、どの期間をとるかで結果はまるで違う」「長期投資は損失を実現しないという意味で、ただの先送りをしているだけ」「株、FX、債券、リート、外貨預金、金など、金融商品ごとにそれぞれストップロスは設定される」「肝心なのは全体の損失額。全体の最大損失額を自分の懐具合に合わせて決める。そしてその額を1日も超えないようにする」など資産形成上必要な概念が分かりやすく書かれており、大いに刺激を受けた。特に長期投資を逃げ口上に使わないよう日頃から気をつけたいと思った。当初の予想以上に収穫の多かった一冊。2017/06/18
ゆみ
0
ビギナー向けではないかも。もう少し勉強してから、この本に挑戦したい。現状、内容の半分も理解できなかった……。2016/11/11
椎名
0
微妙2016/08/25
カールステンセン
0
経済の勉強の中で「金利」が難しく、大事なものである筈なのにうまく理解できない点があったので、気になり読んでみました。色々なことが書かれていますが、正直に言って馴染みがなく、よく理解出来ませんでした。個々の項目をよく読み返し、また再挑戦してみたいと思います。2023/07/17