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内容説明
リーグ優勝4回、日本一1回。常勝軍団をつくりあげた落合博満の采配術をビジネス視点で徹底解剖。ベストセラー「HACKS!」シリーズ『ビジネスモデル・ジェネレーション』(翻訳)の著者が放つ、世界最先端のマネジメント活用術。「プロ野球試合の具体的シーン」を絡ませて解説。
目次
1 長期的な成功を約束する「針鼠マネジメント」(落合采配に見えた最先端マネジメントの知恵;「負けられる数」を見越して、ゴールまでの設計図を描く ほか)
2 有機的なつながりをもつヒトデになれ(「投手が投げなければ打者は打てない」;人間の心理から本質を捉える ほか)
3 「個の時代」に求心力を生む“場”の思想(チームの求心力を高めるリーダーシップ;一人ひとりではなく“場”をマネジメントする ほか)
4 勝利ではなく、勝負の方程式(成長を待つ「胆力」をもつ;仲間の人生全体を取り扱う ほか)
著者等紹介
小山龍介[コヤマリュウスケ]
株式会社ブルームコンセプト代表取締役。立教大学リーダーシップ研究所客員研究員。1975年福岡県生まれ。京都大学文学部哲学科美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。2006年からは松竹株式会社新規事業プロデューサーとして歌舞伎をテーマに新規事業を立ち上げる。2010年、株式会社ブルームコンセプトを設立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイス1億円
3
落合さんのすごさはわかるんです。でも、ビジネスと結びつけるのは、そんなにうまくいっていない気がします。別の業界の教えを一般化して、ビジネス等に当てはめるビジネス書って結構ありますが……。抽象的に大事なことを語るのはできるんですけど、個別具体的にビジネスを語るのは、難しいかなと。少なくとも、この本では。2014/08/09
pabu44
3
落合監督は「ファンサービスが悪い」などと叩かれた。ごもっともだけど、じゃあ、そのファンとやらは、選手が苦境に追い込まれた時、助けてくれるのか? いいときばかり持ち上げ、成績が落ちたら叩く、そのまま引退して消えてします選手も...。落合の言う、「お前ら、球団のために野球をやるな。自分のために野球をやれ」という言葉の重み。勝ちに拘る。もっとも、勝ちに拘る、所謂落合監督が作るような「つまらないチーム」を叩き潰す強いチームがいれば更に面白いのだけど。巨人軍がその役割を果たせなくなったから「つまらない」のだ。2012/07/22
復活!! あくびちゃん!
3
うーん…。分かり易く言うと、【素人の書いた落合論】的な本で、ビジネス書という点では中途半端すぎて「??」。著者自身もこの著書について『この本も実は、私にとって「勝負」でした』と言っているのだが、この著者の良さが消えている気がする。やはり、ビジネス書としては「×」かな。2012/07/13
きよにやコータロー
2
〈場の思想〉や、「U理論」における即興的な!がとても、分かりやすく野球の采配という落合野球のマネジメントにかけた作品で汎用性が高いビジネス書籍です。野球チームのマネジメントにたとえながら、最新の経営理論を解説しているところが、優れた作品です。「複雑系」をどう扱うのか?世界レベルのビジネスマネジメント術が学べる作品です。
RIE5
2
これまでの小山氏の本とは、趣が異なる。野球…中日ドラゴンズの落合監督のマネジメントを取り上げている。これまでの著作と異なり、読むのがしんどかった。どこのファン、と聞かれると阪神、と答える私には興味が持ちにくく、かといって、阪神を取り上げていても読んだかどうか。野球抜きでも良かったのでは、とも思う内容だが、場の思想などは面白かった。それだけに、残念かな。装丁も、外した感がある…。2012/07/29
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