内容説明
このおはなしは、1とうのしりたがりのしろくまがちょっぴりしりたくなりすぎてがけからころがりおちてしまい、おもいがけずおともだちができたというものがたりです。さあ、あなたもパンダとしろくまにあいにいきましょう。
著者等紹介
ベク,マシュー・J.[ベク,マシューJ.] [Baek,Matthew J.]
デビュー作の“Be Gentle with the Dog,Dear!”は批評家から絶大な称賛を浴びた。ワシントン・ポスト紙、USAウィークエンド誌、マックライフ誌、そしてフォーブズ誌にイラストも寄せている。ワシントンDCの近くに住んでいる
貴堂紀子[キドウノリコ]
富山育ち。上智大学卒業。結婚直後の3年間の海外生活以降、東京住まい。元カラーリスト
熊崎洋子[クマザキヨウコ]
宮崎県出身。東京都郊外で管理薬剤師として勤務。バベルの通信教育で翻訳の勉強を始め、現在に至る
小峯真紀[コミネマキ]
東京都出身。都内の私立大学を卒業。主婦。バベル翻訳通信講座を受講。2010年、バベルの共訳ワークショップ『にげだした王女さま』(バベルプレス)に参加
宮本寿代[ミヤモトヒサヨ]
お茶の水女子大学大学院理学研究科数学専攻修了。システムエンジニアとしてソフトウエア開発に従事。バベル翻訳大学院(USA)文芸映像翻訳専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
56
「パンダの絵本読みたい」リクエストに応えて。「春と冬が隣り合った場所」という、不思議な場所に住むパンダとしろくまのお話。春の世界と冬の世界は高い氷の崖で断絶しており、最初はお互い交流はなかった。ところが、好奇心旺盛なシロクマの子供は、崖の下のことが気になるあまり、崖から落ちてしまう。そして、パンダの子供に出会い、打ち解ける。それをきっかけに、春と冬の世界は竹のはしごで繋がり、シロクマとパンダの交流が続く。作者の移民としての経験をベースとした物語。人々には違いがあるから面白いというメッセージを伝えている。2017/01/28
パフちゃん@かのん変更
37
春の国に住むパンダと冬の国に住むしろくま。その間には高い崖があります。好奇心の強いしろくまの子どもが覗き込んで落ちてきて、泥んこの上に落ちたもんだから泥でパンダ模様になります。そしてパンダの子どもと出会い、友達になる。素敵なお話でした。でも、これまさか動物園じゃないよね (^^; 2015/02/16
♪みどりpiyopiyo♪
28
はるとふゆが となりあった あるばしょに 2しゅるいの くまが すんでいます。… ■あら?あらあら? かわいくって ちょっと不思議なお伽話?を読みました。ここはどんな世界なんだろう? って思いながら読んでたら、ああ そーいうことか☆ 不思議じゃなかった! パンダちゃんとしろくまちゃんに会いに行きたくなりました ꒰ღ˘◡˘ற꒱ (2009年)2019/04/16
gerBera.m
15
パンダとシロクマの偶然にして熱い友情の絵本。絵がめっちゃ可愛い。見ているだけで癒される。内容理解は4歳ぐらいからかな。2016/03/05
ラグエル
13
「白黒模様のパンダが、雪みたいに真っ白な白熊とお友達でなんか、いてくれないよね」「ぼく雪ってみたことない。雪ってどんなものなの」差異とそれを越える歩み寄りって、そういうものかもしれません。2013/09/14