内容説明
あるところに、エクトールという名の若い精神科医がいた。恋人のクララが勤める製薬会社が開発をすすめる“飲むだけで相手を愛することができる”薬。しかし、開発に携わった教授は行方をくらました。エクトールは教授を探す旅に出かける。ある日、遠い国で教授を見つけ出す。しかし、その薬を飲まされてしまうエクトール。クララ、ヴァイラ、そして日本人のミコとチヅルというエクトールをとりまく女性たち。愛とは…おとぎ話のスタイルで書かれた「愛する苦しみの心理学」から、あなたは何を学びますか。
著者等紹介
甲斐千佳代[カイチカヨ]
バベル翻訳家養成講座(通信教育)・仏語“本科”修了
柏内典子[カシウチノリコ]
岡山大学文学部文学科・同大学院文学研究科(修士課程)でフランス文学を専攻。卒業後、翻訳に興味をもち、バベル翻訳家養成講座(通信教育)・仏語“本科”を受講する
川口須美代[カワグチスミヨ]
中央大学文学部仏文学科卒業。日系の損害保険会社勤務を経て、現在は米系の保険代理店に勤務中
鈴木香子[スズキキョウコ]
大学卒業後、会社勤務を経て、フランスへ留学。現在の観光局に勤務。帰国後、バベル翻訳家養成講座を受講。現在は会社勤めの傍ら、自宅で実務翻訳を手がける
広瀬由樹[ヒロセユキ]
大阪外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。新聞社勤務を経てフランスへ留学。帰国後はマニュアル翻訳(和→英・仏)、百科事典の編集などに従事しつつ、翻訳ボランティアの活動を通じて仏和翻訳を勉強。バベルユニバーシティ東京校「仏語翻訳1」修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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