世界の路面電車―Ｔｒａｍｓ

ピーピーエス通信社/三浦一幹

ピエ・ブックス（2011/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 191p／高さ 15X15cm
• 商品コード 9784894449008
• NDC分類 686.9
• Cコード C0072

内容説明

路面電車が走る街はどこか懐かしく楽しげです。カフェが立ちならぶ大通りから、軒下に洗濯物がはためく狭い路地、ふりむけば眼下に港が広がる急な坂道、路面をゆったりと走る車両とその街の風景を約１６８点を収録した、街歩き気分満載の写真集。

目次

リスボン―ポルトガル
ポルト―ポルトガル
マヨルカ島―スペイン
クライストチャーチ―ニュージーランド
イスタンブール―トルコ
ブダペスト―ハンガリー
プラハ―チェコ
ワルシャワ―ポーランド
ポズナン―ポーランド
クラクフ―ポーランド〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

この『世界の〜』シリーズいいですよね。特に今回はテーマが電車だったので、テレビ番組の『世界の車窓から』を思い出してしまいました。あの番組好きなんですよね。短い時間なのに、一気に見知らぬ街の見知らぬ電車の中に飛び込めるのですから。この写真集も同じような魅力が詰まっているんです。見ているだけで、イギリスやオーストリアやオランダといった国々に行ったような気持ちになれるのです。街に溶け込んでいる路面電車っていいですよね。街と人とともにあって、なくてはならない存在。それが、路面電車なのかなって思うんです。

2017/02/18

[hiro]

国名と都市名以外説明のない『世界の路面電車』の写真集。ヨーロッパの歴史のある落ち着いた街並みには旧型の路面電車がよく似合う。一方、最新型の低床路面電車も落ち着いたカラーの影響か、ヨーロッパの新旧の街並みによく似合っている。どちらかといえば、旧型の路面電車に乗ってみたいが、特に狭い坂道を走るポルトガルの小さな古い路面電車（ケーブルカー？）に興味を持った。

2017/03/15

[しゅてふぁん]

写真撮影に一生懸命だったリスボン、切符の買い方がわからなかったブダペスト、ぜひ訪れてみたいワルシャワ…どれだけ眺めていても飽きない一冊。楽しい！

2019/04/25

[宇宙猫]

★★★　切符の買い方が良く分からなくて敷居の高い路面電車だけど、写真で見るのは素敵。車体の広告もおしゃれに身rちゃう。

2017/09/21

[わっぱっぱ]

路面電車って、どこまでもは続かない感じが好き。今日という日にちゃんと終わりがあることが感じられるから好き。生活の匂いがするから好き。あなたの住む街にも走っているから好き。　いつでも待っていてくれそうで、きっと会えそうで、いつか戻れそうで、だから好き。　

2017/03/11