内容説明
東京は彼らが編集してきた。文化と流行を創ってきた名物編集者11名のロング・インタビューと作品図版約1000点を収録。時代を編み集める力の秘密がここにある。
目次
見城徹:編集は恍惚
淀川美代子:編集は戦争
後藤繁雄:編集はイノベイティブ
小黒一三:編集は嘘をつくこと
田口淑子:編集は俯瞰で見ること
関川誠:編集はパッケージ
岡本仁:編集は深めるより広めること
秋山道男:編集は発明
赤井茂樹:編集は他力
森永博志:編集は感覚の拡大
川勝正幸:編集は才能との出会い
著者等紹介
菅付雅信[スガツケマサノブ]
1964年宮崎県宮崎市生れ。法政大学経済学部経済学科中退。在学中より出版関係のアルバイトを始め、86年角川書店『月刊カドカワ』編集部に入る。88年『ロックンロール・ニューズメーカー』、89年『CUT』の創刊に携わり、90年『エスクァイア日本版』編集部に。91年報雅堂を設立、代表取締役に就任。92年に『コンポジット』を創刊。97年に新創刊。31号を刊行する。02年ぴあ株式会社で『インビテーション』を創刊。編集長を1年間努める。05年『エココロ』を創刊。06年に有限会社菅付事務所設立。現在、書籍ならびに雑誌の編集、展覧会の企画、広告とウェブのディレクションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エムコ
5
本が売れない時代。出版というメディアに明日はあるのか─易々と答えが見いだせるとは思いませんでしたが、なんらかのヒントがあるのではと思い、手にした本書。名だたる編集者のインタビューにパワーを、時代を感じました。まずは人ありき。人と人を繋ぐツールとして本がある。小さいけれど静かな力が自分の中に沸いてきたような気がする。2010/01/30
doji
0
紙の時代の編集ゴールデンエイジといったかんじ、とにかくお金のまわりかたからつくり方からなにもかもがすこし現実的とも思えないほど。読んでいてすこぶるおもしろい中で、あらためて編集者というもののひとくくりにできない多様さにうならされる。webメディア版だとだれだろう、大山卓也に若林恵に小林弘人とかだろうか。2017/08/31
しし丸
0
赤井さんの本はサンタフェもwater fruitも含めてほとんど買ったなあ2016/09/28
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