- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
内容説明
ユートピアと千年王国のパースペクティヴのもとに、さまざまなテクストを横断しつつ、ドストエーフスキイ文学における終末と再生をラディカルに問う、魅力にみちた画期的論考。
目次
1 ユートピアと千年王国―ドストエーフスキイにおけるペトラシェフスキー事件
2 「大審問官」―虚偽意識批判としての一試論
3 ユートピアと千年王国から視た『悪霊』
4 『地下室の手記』―無名氏の地下室
5 『罪と罰』―近代的千年王国主義者ラスコーリニコフの“非凡人”の思想を巡って