不知火おとめ―若き日の作品集1945‐1947

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不知火おとめ―若き日の作品集1945‐1947

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894349964
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

石牟礼道子の原点を知る最重要資料!
17歳から20歳の青春時代に書かれた未発表作品の集成。昨秋に新しく発見された小説第一作「不知火おとめ」は20歳の作品で、その後の作品には見られない人生の悩みや葛藤を綴っている。その他、小説短編や詩、エッセイなどを集めた「ひとりごと」、「未完歌集 虹のくに」や代用教員時代の「錬成所日記」、「若き日の石牟礼道子の便り」、当時の書画を所収。作家として活動する以前の、石牟礼道子の創作の原点を理解するために必読の書!

内容説明

戦中戦後の時代に翻弄された石牟礼道子の青春。その若き日の未発表の作品がここに初めて公開される。16歳から20歳の期間に書かれた未完歌集『虹のくに』、代用教員だった敗戦前後の日々を綴る「錬成所日記」、尊敬する師宛ての手紙、短篇小説・エッセイほかを収録。

目次

1(不知火をとめ 1947.7.3;ひとりごと 1946.12.11‐1947.7.20)
2(錬成所日記 1945.6.23‐9.18)
3(徳永康起先生へ―石牟礼道子の若き日の便り 1946.1.15‐7.21)
4(タデ子の記 1946;光 1946)
5(未完歌集『虹のくに』 1945‐1947)

著者等紹介

石牟礼道子[イシムレミチコ]
1927年、熊本県天草郡に生れる。詩人。作家。1969年に公刊された『苦海浄土―わが水俣病』は、文明の病としての水俣病を描いた作品として注目される。1973年マグサイサイ賞、1986年西日本文化賞、1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞、2001年度朝日賞、『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で2002年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

belier

1
取り壊された旧宅から発見された、二十歳頃に書いた小説第一作となる『不知火おとめ』。この作品に限らないが、初期の作品群は後の作品群と世界観の違いが顕著で、その理由が気になるところ。あとがきで、自身が「露悪的すぎたり感傷的すぎたり」と書いているが、後期の石牟礼らしい作品より、ずっと近代文学的で私小説の風味がある。しかし作風は違っていても、やはり上質の文章で、天分の才能が発揮されていると思う。二十歳で書いて、未完成でどこにも発表せず、自宅に眠らせていた習作が、すでにこのレベルだったのだ、と理解できた。2024/05/11

ハルトライ

1
この文章能力!10代~20代前半に石牟礼道子が思うままに書いていた詩やら小説やらの文章が、たまたま残っていて、それをまとめた本とのことだが、いや、レベルが高すぎる。表題作でさえ、マジックリアリズム的な魅力に溢れていて、唖然としてしまう。これより下手な文章でえっらそうに飯食ってる作家なんていくらでもいる。それくらい上手いし、独特の魅力がある。その分、物語がちょっと弱い気もするが(表題作、途中が破かれてるのでそのせいもある)詩や日記にしても、強くなにかを呼び起こされる感覚を覚える。2015/11/10

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