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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yuki
5
素晴らしい本でした。石牟礼さんが同郷の高群逸枝に惹かれその人と素敵な夫・憲三との人生を描き出し、今の時代に読めてよかったと思いました。2019/04/03
belier
1
再読。これは高群逸枝の評伝というより、彼女の死後、夫の橋本憲三との交流を描いた作品といったほうが適切かも。石牟礼は偶然、高群の作品に触れ感動し、作者本人に手紙を送って届いていたが、その後すぐに亡くなってしまった。手紙を夫婦で読み感心したため、憲三が石牟礼を東京の自宅「森の家」に招待した。高群が過ごした家の終焉を一緒に見届けてもらいたかったのだ。家を手放すまでの数カ月、石牟礼はそこで過ごし『苦界浄土』の一部を書いた。憲三は水俣に住む姉妹の家に移住し、10年後に彼も没する。続編的に死の直前の交流も描いている。2025/12/05
takao
1
ふむ2024/11/04
メルセ・ひすい
1
「美想曲」…慈光のような別れの歌…もしもあなたがおじいさんになり わたしがおばあさんになったら 水埜ほとりに家建てて 岸を眺めて暮らしましょう その岸には毎日鳥がきて おじいさんお早う おばあさんお早うと申します 軒には桃が咲いて散ります お先に私が死ぬならば おじいさんさよならと 私はいって微笑んで そこでお別れいたします 世界に先駆け「女性史」の金字塔を打ち立てた高群逸枝と、人類の到達した近代に警鐘を鳴らした世界文学を作った石牟礼道子をつなぐもの。『高群逸枝雑誌』連載と未発表の「森の家日記」2012/12/21




