ジャポニズムのロシア―知られざる日露文化関係史

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894348097
  • NDC分類 702.38
  • Cコード C0022

内容説明

なぜ19世紀ロシア文学は、日本人に好まれるのか?ロシアで脈々と生きる仏教や、浮世絵、俳句・短歌など、文化と精神性におけるロシアと日本の知られざる「近さ」に、気鋭のロシア人日本学者が初めて光を当てる。

目次

ロシアと日本―遠いか近いか?―まえがきに代えて
序 ロシアのジャポニズム(日本趣味)―百年前と現在
第1部 ロシアのジャポニズム(ロシア象徴派が見た日本―「大山元帥の国ではなく、歌麿の国」;浮世絵コレクターと展示会―浮世絵の魅力(1)
日本人に学んだロシアの画家たち―浮世絵の魅力(2)
ロシア語による短歌と俳句―日本を愛したロシア詩人たち(1)
印象とファンタジー―日本を愛したロシア詩人たち(2))
第2部 知られざるロシア(なぜ日本人はロシア文学を好むのか?―ヨーロッパとアジアのはざまで;ニコライ・ベルジャーエフと日本人―ドストエフスキーと革命、転向について;生きている仏教の国、ロシア―その歴史と現在;新ロシアの新日本学―神道及び日本文化を中心として;神道とキリスト教以前のロシア宗教―源流宗教と現代社会)

著者等紹介

モロジャコフ,ワシーリー[モロジャコフ,ワシーリー]
1968年モスクワ生まれ。1993年モスクワ国立大学卒業、96年同大学大学院博士課程修了。歴史学博士(Ph.D.,モスクワ国立大学、1996年)、国際社会科学博士(Ph.D.、東京大学、2002年)、政治学上級博士(LL.D.、モスクワ国立大学、2004年)。現在、ロシア科学アカデミー東洋学研究所主任研究員、拓殖大学日本文化研究所客員教授。日本近現代史・国際関係史専攻。2009年『後藤新平と日露関係史』(藤原書店)で第21回アジア・太平洋賞大賞受賞

村野克明[ムラノカツアキ]
1952年東京生まれ。1977年札幌大学外国語学部ロシア語学科卒業。1983年早稲田大学大学院文学研究科修士課程中退。1979~2005年ナウカ株式会社に勤務。現在、ナウカ・ジャパン合同会社の非常勤。近年、『出版ニュース』誌、『日本とユーラシア』紙などに書評、翻訳を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カコ

1
美術史に興味があって、ロシアが好きで、日露美術交流について勉強したい私にとっては正にストライクゾーン。ロシア文学は正直暗いイメージがあってちょっと苦手意識があったのだけれど、この本で取り上げられている詩を読んで、言葉遣いの美意識に惹かれるものを感じた。とはいえ、日本の短歌や俳句から影響を受けたのだから日本人に受けるのは当然か。鏡に映る自分に恋してるみたいでなんだか恥ずかしい。浮世絵から影響を受けた画家達について知るのが目的だったが、日露戦争後に民間で日露交流のための展覧会開かれたことが意外で面白かった。2012/04/11

ゆう

0
ロシアは日本の影響をあまり受けていないと思っていたが、全くそんなことはなかった。著者のまえがきには大いに共感した。このように日本とロシアのかけ橋が増えていくといいと思う。2014/09/08

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