内容説明
市場とも、政府とも異なる「新しい公共」、「新しい経済」として期待されている社会的企業、ソーシャル・ビジネス、NPO法人。だが、その理念や方法論は極めて曖昧だった。これらを「サードセクター」として再定義し、新たな需要に応えると同時に、新たな雇用を創出するその意義を説く。
目次
序章 「研究と交渉」の回顧
第1章 社会連帯経済としてのサードセクターの理念型
第2章 社会経済、連帯経済、サードセクター
第3章 制度の重要性
第4章 社会的アクターの特性
第5章 法的枠組の整備
第6章 社会連帯経済の基本法の制定に向けて
結論 イニシアティブの実現に向けて
著者等紹介
リピエッツ,アラン[リピエッツ,アラン][Lipietz,Alain]
1947年生まれ。CNRS主任研究員を経て、1999年から2009年までヨーロッパ議会議員。その間、フランス・緑の党の経済顧問として活動
井上泰夫[イノウエヤスオ]
1951年生まれ。パリ第2大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)、現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科教授・研究科長。経済理論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ネネはぶんぶんしっぽ