「戦後」というイデオロギー―歴史/記憶/文化

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894347489
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0021

内容説明

「植民地」は、いかに消費されてきたか?幸徳秋水、島崎藤村、中野重治や、「植民地」作家・張赫宙、「在日」作家・金達寿らは、「非戦」「抵抗」「連帯」の文脈の中で、いかにして神話化されてきたのか。「戦後」が編成する「弱い日本」幻想において不可視化されてきた多様な「記憶」のノイズの可能性を問う。

目次

第1部 戦後というバイアス(幸徳秋水と平和的膨張主義;『破戒』における「テキサス」)
第2部 記憶をめぐる抗争(戦略としての「朝鮮」表象;植民地を消費する;総力戦と『破戒』の改訂)
第3部 戦後神話のノイズ(文学と八月一五日;「植民地・日本」という神話;共闘の場における「女」たち)

著者等紹介

高榮蘭[コウヨンラン]
1968年、韓国・光州生まれ。1994年に来日。2003年日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、日本大学文理学部准教授。専門、日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たぬきのしっぽ

1
歴史とは、何かを前景化する駆け引きの産物である。そして、日本の「戦後」という語には植民地支配の歴史が欠落している。駆け引きの爪痕であるそのような「ノイズ」に敏感になることで、歴史の普遍化の企図に抗うことができるという。ところで、著者の歴史を扱う態度はどうだろうか。「韓国」を前景化する駆け引きに終始しているように見える。台湾やベトナム(戦争)の中にもっと「韓国」を相対化し、個人的な問いは一般化すべきでは。あるいはいっそ表題に韓国と入れ立ち位置をはっきりさせるか。2010/10/06

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