感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
逢日
6
花子とアンよりつられて読書。どうも白蓮がわがままに見えてしまう。男達が振り回されて気の毒だ。朝ドラでも何だか伊藤伝衛門が悪い人に見えないのは、私が福岡人だからか?とりあえず、筑豊の伝衛門邸に行きたくなる。2014/08/03
はなあさぎ88
4
明治、大正っていうと大昔のイメージなのに、関係者に取材してまとめられているノンフィクションで、つい最近の出来事のような気も……。遠くて近い近代日本を垣間見る感じ。2014/07/11
sagittarius18
3
大正時代、新聞社を巻き込んでの白蓮の出奔。姦通罪に問われる時代の大スキャンダル。著者は存命の関係者を丁寧に取材し、当時の新聞記事と共に紹介している。それぞれの出自、時代背景も合わせて、朝ドラではとても描ききれない(だろう)激動の人生。2014/07/10
jamko
3
林真理子『白蓮れんれん』があくまで華子視点で白蓮事件のみに特化してドラマチックに描いてたのに比べると、本書はもう少し引いた視点で華子という人間の人生を俯瞰する。当時の社会風俗についての言及も多いので白蓮事件が世間に与えた衝撃も想像しやすかった。それにしてもメディアスクラムは日本の伝統芸…。2014/04/11
tomotaro
3
なんとも共感出来るような出来ないような・・・。自分から仕掛けてるところがなんとも。身勝手感はぬぐえません。2011/04/01