内容説明
13人の巨匠の肉声で綴る世界初の画期的企画、日仏協力で実現。「歴史学」を超え人文社会・自然科学の総合という野心を抱き出発した、いまだその全貌を知られざる「新しい歴史学」とは何か。その思想と歴史の全体を鳥瞰する百年物語。
目次
第1部 学派をなした雑誌、『アナール』(『アナール』での三十年(マルク・フェロー)
進化しつづける『アナール』(ジャック・ル=ゴフ))
第2部 ブローデルの継承(「時系列」の歴史学(ピエール・ショーニュ)
フランス歴史学の合流点(エマニュエル・ル=ロワ=ラデュリ) ほか)
第3部 アナール学派に対峙して(ムーニエ学派(イヴ=マリ・ベルセ;マドレーヌ・フォワジル)
アナール学派とフーコー(アルレット・ファルジュ))
第4部 新しい方法論新しい対象(歴史人口学(ピエール・グベール;ジャン=ピエール・バルデ)
心性史から感性の歴史学へ(アラン・コルバン) ほか)
著者等紹介
フランドロワ,イザベル[フランドロワ,イザベル][Flandrois,Isabelle]
1949年生まれ。ソルボンヌ(パリ第四)大学歴史学博士。現在、近代ヨーロッパ文明研究センター準研究員(ピエール・ショーニュ・チーム)、カーン記念館学術委員会委員
尾河直哉[オガワナオヤ]
1958年生まれ。1993年、早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程満期退学。現在、早稲田大学講師。専攻はフランス文学・ロマンス諸語文学
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