内容説明
新たな視点から正当性を問う!頻発する政治腐敗、政治への信頼性の喪失…、権力の正当性の問題が問われつつある現在、本書はマルクス、ウェーバー、ロールズ、シュミット等、多くの政治哲学者の議論を批判的に考察し、政治的正当性という困難な課題に果敢に取り組む。道徳と政治の関わり、統治者が統治の権利を獲得する仕方など、刺激的な示唆に満ちた一書。
目次
第1章 政治的正当性とは何か
第2章 政治的正当性をめぐる論争
第3章 近代性、社会科学の合理性、正当性
第4章 社会科学、歴史性、真理
第5章 政治研究、歴史との関連、法的判断
第6章 共同体的経験、可能なるものの動態、政治的正当性
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- 和書
- 若者たちへの提言