内容説明
急激に進行するグローバル化の中で、世界システム論的視点から「労働」のあるべき姿を問う。
目次
第1部 アンペイド・ワーク論を捉え返す(アンペイド・ワークとは何か;アンペイド・ワーク論の現状;座談会・アンペイド・ワークから見えてくるもの―グローバリゼーション、ポストコロニアル、家族・地域)
第2部 経済=世界におけるアンペイド・ワーク(南アジア社会におけるアンペイド・ワーク―ペイド・ワークへの転換をめぐって;イスラーム社会の女性とアンペイド・ワーク―脱ペイメントの経済システム;カナダ・イヌイト社会の分業と男女関係―ジェンダー今昔物語;沖縄におけるアンペイド・ワークの歴史 ほか)