すえっこOちゃん

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  • サイズ A4判/ページ数 212p/高さ 23X26cm
  • 商品コード 9784894322776
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

内容説明

『すえっこOちゃん』あらすじ。Oちゃんは、いま五歳。スウェーデン・ノルチェピング市にある古めかしいアパートに住む、ピップ=ラルソン家の七人きょうだいのすえっ子です。なかなかおませで、おにいちゃんやおねえちゃんがやることは自分もやってみたいという年ごろ。それでいつもまわりのきょうだいやおとなたちを楽しませています。楽しませるなんてつもりは、Oちゃんにはないのですけどね。さて、Oちゃんはいったいどんなことをやってくれるのでしょうか…?小学校1年生以上~大人まで。

著者等紹介

ウンネルスタッド,エディス[ウンネルスタッド,エディス][Unnerstad,Edith]
1900‐82。フィンランド生まれ。10歳のときからスウェーデンで暮らすようになり、1932年に作家としてデビュー。40冊におよぶ著作のほとんどは子どもの本であったが、中には大人向けの小説もあり、多くの作品は翻訳されて、世界中で読まれた。彼女は「幼児向けの本を書くことは責任を伴うこと。なぜなら、子どもが手にする本はどれでも、文学に対するその子の将来の姿勢を形成するかもしれないからです」と言い、子どもへの関心の目を持ちつづけた作家であった

スロボドキン,ルイス[スロボドキン,ルイス][Slobodkin,Louis]
1903‐75。アメリカ生まれ。挿し絵画家であり、作家。ジェイムズ・サーバーの『たくさんのお月さま』(徳間書店)に描いた挿し絵で、コールデコット賞を受賞した

石井桃子[イシイモモコ]
1907年、埼玉県生まれ。日本女子大学英文科卒業後、文芸春秋社、岩波書店に勤務し、現在、著述・翻訳に従事する。1951年『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年、菊池寛賞受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuki**

12
フィンランド生まれの作家さん。とっても幸せなきもちにさせてくれるお話でした。スウェーデンに住むOちゃんは7人兄弟姉妹の末っ子。おませでやんちゃで、ときにはヒヤヒヤさせてくれますが、温かい周りのみんなに囲まれてすくすく育っています。9つの物語、どれも愛らしくて面白かった。元気になる!!「Oちゃんは、楽しくて楽しくて、うれしさが、おなかの中でぴくぴくおどっているようでした」「ああ、あたし、しあわせだなあ。しあわせで、しあわせで、世界じゅうで、いちばんしあわせよ。そうじゃない?」2018/05/16

サラサラココ

7
こどもと。7人兄弟の末っ子の5歳の女の子の話に興味がわくかな?と思ったけど、なんとかきいていた。動物を虐待してるよね、などと突っ込みを入れながら。2021/06/28

joyjoy

5
再読。子どもが小さいころこの本をきっかけにみつあみの練習、始めたなぁ。あれは子どものOちゃんごっこでもあったのだなぁ。2019/01/27

のん@絵本童話専門

4
舞台はスウェーデン、7人兄弟姉妹のすえっこOちゃんが主人公。Oちゃんは5歳、小さい扱いされるのが気に入らない。自立心はあるけれど、まだまだうまくできないOちゃんのちょっぴりユーモラスな可愛い日常の出来事を描いている。スウェーデンではリンドグレーンさんに次ぐほどの人気作家さんだそう。スロボドキンさんの絵ではないが姉妹本あり。主人公は5歳だけれど、文字量も多く書かれている内容もなかなかイメージするのは高度。もう少し大きくないと理解できないかもしれない。低学年でどうかな。2024/02/27

てぃうり

3
続編を読んだので昔々に読んでいたが再読。Oちゃんののびのび破天荒?な子どもらしさに旧き良き時代を想像した。ブックカフェでみんなで読みたい。2023/10/30

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