内容説明
ウサギのケネス(ケニー)は、本が大好きで、ちょっと変わった男の子。ある日、ケニー一家が住む丘に、凶悪なドラゴンがすみついたから、さあ、大変!はたして、ケニーたちの運命は?えー!?こんな展開あり??大人気「スパイダーウィック家の謎」シリーズの画家トニー・ディテルリッジが、得意の絵だけでなく、ストーリーテラーとしての才能を存分に発揮した現代のおとぎ話登場。
著者等紹介
ディテルリッジ,トニー[ディテルリッジ,トニー][DiTerlizzi,Tony]
1969年、カリフォルニア生まれ。RPG(ロールプレイングゲーム)カード、“Dungeon & Dragons”のキャラクターを描き、カードゲームの世界で注目されることになる。また、絵本“スパイダー屋敷の晩餐会”(文溪堂)は、2003年のコールデッコット賞オナーブックとなった。更にH.ブラックとコンビを組んだ「スパイダーウィック家の謎」シリーズは、2004年、ニューヨークタイムズのベストセラーブックになった。他に主な作品としてジーナ・サザーランド賞受賞の絵本“ぼくとおとうさんのテッド”(文溪堂)などがある
水間千恵[ミズマチエ]
神戸市生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士課程修了。博士(文学)。(財)大阪国際児童文学館勤務を経て、國學院大學文学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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花林糖
16
(図書館本)本が大好きなウサギのケニーの住む村の丘に、ドラゴンが棲みつき大騒動に。トニー・ディテルリッジの優しい絵が素敵で、物語の世界をより魅力的にしている。ドラゴンのグレアムのご隠居さんの様な雰囲気がいい。(購入)2016/02/16
kumpun
2
ファンタジー研究会のテキストとして。2019/01/21
ビシャカナ
1
魅力的な表紙に惹かれて読んだ。だがケネス・グレアムの「のんきな竜」をリスペクトしていとは言え、あらすじがほぼ同じなので、正直かったるかった。しかし終盤の演劇の下りは中々の見もの。考え方や文化からイギリスらしさも感じられて得るところもある。2017/12/09
siohina
1
二人(2匹?)がとってもいい関係。 両親もいい。 こどもに読ませたい一冊。2015/02/03