出版社内容情報
お迎え中の心の動きを瑞々しく描いた親子でゆっくり読みたい絵本
子猫のばるは、新しい靴を履いてバス停までお父さんをお迎えにいきました。
バスは次々にやってくるけれど、いつまでたってもお父さんの姿はありません。
「あっ、バスよ。ほら みて!」
家族の帰りを待つワクワク感、自分より弱い存在への思いやり、よその親子が帰っていくモヤモヤ、一人ぼっちで待つ心細さ…。
短い時間の描写の中で、幼い子どもの確かな心の成長を伝えます。
【目次】
内容説明
ばるはかってもらったばかりのあかいくつをはいて、バスていまでおとうさんをおむかえにいきます。「はやくバスこないかなあ」。「誰かを待つ時間」に生まれる様々な感情と、心の成長を描いた一冊。
著者等紹介
松丘コウ[マツオカコウ]
静岡県生まれ。第35回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞。受賞作『ぴのちゃんとさむさむねこ』(BL出版)で、絵本作家デビュー。その他の作品に『バジとあかいボール』(第10回武井武雄記念日本童画大賞絵本部門大賞受賞作、フレーベル館)がある。緑生い茂る伊豆の地で猫4匹と同居中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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