内容説明
作品は知っているけれども、意外と知られていない生涯と作品に込められた思いを紹介。リンドグレーン賞受賞作家(2005年)「ライラの冒険シリーズ」プルマンの伝記。
目次
第1章 物語がいっぱいの子ども時代
第2章 村の生活
第3章 大学生活、アルバイト時代、そして結婚
第4章 教師の仕事と演劇
第5章 ルビー・イン・ザ・スモーク
第6章 ライラの冒険シリーズ
フィリップ・プルマン年譜
著者等紹介
スピーカー・ユアン,マーガレット[スピーカーユアン,マーガレット][Speaker‐Yuan,Margaret]
サンフランシスコのベイエリアの出版事業者を対象に教育セミナーをおこなう非営利団体・ベイエリア個人出版社協会役員。学習障害を抱える児童に美術を教えるほか、大人と子ども双方に向けて文章教室を開催している
中村佐千江[ナカムラサチエ]
1969年、石川県金沢市生まれ。京都大学教育学部卒業。第12回DHC翻訳新人賞優秀賞受賞。兵庫県加古川市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ワッピー
7
ライラと再会できることを期待して手に取りました。著者の生い立ち、物語にあふれた少年時代から、物語が彼を通して生まれるまで興味深く読めました。ライラにはモデルがあって、別の物語で活躍していたことを知りました。ここで挙げられているいくつかの物語に溯上します。 2016/02/20
margo
3
ライラの冒険のラストについて、後半の章でかなりネタバレしています。 羅針盤のモチーフやミュレファのアイディア、ライラのイメージの着想など、ライラの冒険シリーズのファンは読んで損はないです。 プルマン氏のお気に入りの小説「首なし馬」、「ツバメ号とアマゾン号」等が紹介されていてまた読みたい本が増えました。プルマン氏のファーストキスが早くて驚きました。 2015/11/05
さくら🌸
1
案外であった。3巻までの作家たちと同列に論ずるのはどうかと思う。2008/07/07
psy
0
伝記を読むのは久々。児童書ですが、年齢高めを想定してるかと。フィリップ・プルマンについて客観的に記述してあって面白かったです。20世紀半ばの船旅なと、社会生活も興味深く。作家となってからより面白かったです。サリーロックハートシリーズは多分邦訳の出る前だったかもですが、出来れば邦訳出版リストがあるとよかったかも。年譜には当時の年齢とか、社会・文化の記述もあったらよかったかも。表1の宇野さんライラもいい感じでした。他のシリーズも読んでみたいです。2017/11/15
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