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名作を生んだ作家の伝記シリーズ
「ピーターラビット」の丘から―ビアトリクス・ポター

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  • サイズ A5判/ページ数 125p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894235151
  • NDC分類 K930
  • Cコード C8023

内容説明

ピーターラビットの生みの親、英国の自然を愛したポターの伝記。

目次

第1章 はじめての本
第2章 ペットと絵
第3章 絵本が成功する
第4章 ヒルトップ農場と湖水地方
第5章 市民運動と結婚
第6章 湖水地方を守る
第7章 ビアトリクスがのこしたもの

著者等紹介

スピーカー・ユアン,マーガレット[スピーカーユアン,マーガレット][Speaker‐Yuan,Margaret]
サンフランシスコのベイエリアの出版事業者を対象に教育セミナーをおこなう非営利団体・ベイエリア個人出版社協会役員。学習障害を抱える児童に美術を教えるほか、大人と子ども双方に向けて文章教室を開催している

奥田実紀[オクダミキ]
1966年、宮城県仙台市生まれ。コピーライター、編集者を経てフリーライターに。’92~93年、小説『赤毛のアン』の舞台となった、カナダのプリンス・エドワード島に、小さい頃からの夢を果たし滞在。その体験をもとにした書籍も出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろのあ

4
今、ポターの略歴を作っています。これは年表や作品の発行された順序、制作の経緯やどこからインスピレーションを得たかなどポイントを押さえていて役立ちました。具体的な発行部数や印税まで載っていて貴重な資料です。本当に売れっ子作家だったんですね。階級社会の実態や第一次世界大戦頃の社会情勢などにも触れていて、当時のイギリスの普通の人々の苦労がしのばれます。ポター自身、非凡で偉大な女性でありますが、理解ある協力者に恵まれているなぁと思います。幸せな人生だったと、読後感もすっきりです。2014/09/26

うりこ

2
「名作を生んだ作家の伝記シリーズ3」 ビクトリアス・ポター(1966~1943)は、『ピーターラビットのおはなし』の生みの親。女性が好きな仕事を持って生きていくのにも、幾重にも困難が立ちはだかる時代。イングランドの湖水地方をこよなく愛し、守ろうと、絵本出帆他で得た収入を注ぎこんで、広大な土地を購入。さらに、死後にはその土地を、ナショナル・トラストに譲ったという。そこまで知らなかった!すごい人だったんだなあ。湖水地方―ランサムやワーズワース、ポターのゆかり地、私のこの地方への憧れはさらにつのってゆきます。2021/06/01

茶々

2
ポターの生涯が短くまとめられていて、解りやすい。彼女の苦悩や喜びをシンプルにしることができるので、ポター研究の際に最初に読むと大変役立つ。ポターの自然愛と真面目で努力家な性格にはついつい涙しそうになったwww2013/12/30

psy

1
とても面白かったです。ポター本人の伝記としては勿論、ヴィクトリア期のイギリス中産階級の生活、文化も垣間見れて興味深く。結婚によってようやく自立、という感じだったのでしょか。ポターは、菌類研究者としても一級となり得たはずだったかと。でも、したら絵本作家とはならなかったかもなのですよねえ…湖水地方、ランサムの舞台でもあるし、行ってみたいですね。このシリーズ、プルマンのでは苗字で表記でしたが、ポターは名前表記。使い分けはどこらへんなのかちょっと気になりました。ルイス読んでみよかと。2017/11/21

むぎ茶

0
大好きな「ピーターラビット」の生みの親、ビアトリクス・ポターさんの伝記です。ピーターラビットがどうやって生まれたのか、またポターの生涯や、当時の社会情勢も知ることが出来ます。ポターの自然を愛する気持ち、その自然を守るために行ったこと、とても素晴らしい女性だと思いました。さらにピーターラビット、またビアトリクス・ポターが好きになりました。2016/09/16

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