内容説明
この本では、日常生活に役立ち、和算の普及、発展にも貢献した江戸時代初期に著された『塵劫記』から主に材料を選びました。
目次
よく遊び(目付絵;初製目付字;目付字;まま子立て;ひろいもの ほか)
よく学び(ねずみ算;旅人算;油分け算;円陣;方陣)
著者等紹介
佐藤健一[サトウケンイチ]
1938年満州国新京市生まれ。1962年東京理科大学理学部数学科卒業。明治大学中野八王子中学・高等学校教頭を経て、現在日本数学史学会会長、和算研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Misa
2
同作者の「和算を楽しむ」で、あまり楽しめなかったので、絵本に手を出してみました。相変わらず解き方は分からないのですが、「継子だて」や「目付絵」はおお!すごいぞ!と遊びとして楽しめました。江戸時代の人たちの感性はすばらしい。2012/01/20
まはもめっさ
1
児童書だし、パズル感覚で楽しめるかと思いきや…メチャクチャ難しいじゃないか!! 当時の遊びがこれほど高度とは思いませんでした。2012/08/19
hazama
1
正方形の絵本ぽい装丁だが、子供向けとは言え侮れない濃さ。ケーキとチョコの全く新しい継子立てに脱帽。2010/08/26