内容説明
ポッパーさんは、スティルウォーターという静かな町に住んでいるペンキ屋さん。仕事がかたづいたら、地球儀片手に南極の本を読むのがなによりの楽しみです。なかでもペンギンは大のお気に入り。そんなポッパーさんのところに、ある日南極から荷物がとどきます。中には、生きた本物のペンギンが…。さあ、どんなさわぎがおきるのでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つき
11
古さを感じさせないおもしろい物語。ただ、外来生物に関することは、あとがきにもあるように考え方が変わってきているため、違和感を感じてしまうかもしれない。2018/03/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
ポッパーさんの楽しみは、地球儀を片手に南極探検の本を読むこと。ある日荷物が届き開けてみると、中には本物のペンギンが…。2022/01/03
のん@絵本童話専門
2
極地探検を夢見るポッパーさんへ、南極からペンギンが届いた…!ペンギンのために冷蔵庫をあてがい、改造し、冬はコートを着込んでペンギンのために雪を吹き入れる。ペンギン中心のドタバタで奇想天外を楽しむ暮らし。決して豊かでないポッパーさん一家の行き着く先は… ◼︎あり得ない状況だけれども、お話の筋は十分あり得る展開、理路整然として読みやすい。東京子ども図書館推薦 中学年〜2022/10/21
菱沼
2
昔、児童文学全集の中の「アメリカ編」という1冊に、この話の舞台出演だけ切り取った短編が入っていた。その全集は姉のために購入されたものだったから、もう50年以上前のものだろう。最近古本屋で見つけ、こんな物語だったのか、と初めて知った。ポッパーさんのことも、あの抜粋だけではただの興行師のように読めてしまい、こんなにもユニークなペンキ屋さんだったとは知らなかった。挿絵も古風でいいなと思ったら『花のすきな牛』の人でしたか。2019/07/17
Ayako
1
ほのぼのしてて素敵でした♪2013/03/27