内容説明
定海藩の騒動は決着したものの、改革の余波は治まらずにいた。藩に戻らず江戸での浪人暮らしを選んだ筧忠兵衛の元には、日向国室藩から高禄で召し抱えたいという話がもたらされる。忠兵衛に対する新たな陰謀が密かに進行するなか、南町同心の岸井千蔵は京に本店を持つ薬種問屋南波屋を探り始めるのだが。書き下ろし長編時代小説、話題沸騰の第六弾。
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。時代小説の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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