内容説明
砂漠に生き、砂漠に死んだとしても、果ては海へ還るのだ―外房の海岸のはずれ、眼下の砂浜を見下ろすように崖にせり出す一軒のレストランで、私は陽子と出会う。恋に落ち、絡み合う運命の悪戯に漂流する男と女の情熱の日々。
著者等紹介
菊池英也[キクチヒデヤ]
1958年、栃木県宇都宮市生まれ。青山学院大学文学部卒業。専門新聞社経営の傍ら執筆活動を続ける。『マザーズ・ベッド―呼び醒まされる記憶』(新風舎)で第24回新風舎出版賞優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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