内容説明
元をたどれば、あれも、これも、仏教語。あなたのくらしの中にも溶け込んでいるはず。「事典」と付いていますが、堅苦しく考えず、お好きなページからどうぞお読みください。中学・高校・大学で教鞭をとってきた「お寺の住職」が書いた、唸ったり、笑ったり、誰かに教えたくなるネタ満載の仏教入門。
著者等紹介
辻本敬順[ツジモトケイジュン]
1934年京都市生まれ。龍谷大学大学院修士課程修了。京都女子高校兼中学校教諭、龍谷大学短期大学部兼任講師を経て、龍谷大学文学部講師。浄土真宗本願寺派明善寺住職
寄藤文平[ヨリフジブンペイ]
1973年長野県生まれ。2000年有限会社文平銀座設立。近年は広告アートディレクションとブックデザインを中心に活動。イラストレーターとして挿画の連載や、著作も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
14
馴染みのある言葉がたくさん。語源から仏教や昔の生活も知ることが出来て面白かったです。2020/10/13
A.KI.
2
上巻に続いて、これも仏教由来なのか…と意外に思う言葉がたくさん。また、仏教由来か否かは別としても、なかなか日常で使わなくなっているなあという言葉もちらほらで、こうした言葉をもっと使いこなすことができればなんとなく表現も豊かになるように思います。上巻同様に挿絵が毎回楽しい。2017/06/16
カエル子
1
上巻の記憶が遥か彼方だが、積読本消化目指して読了しました。醍醐味、投機、納豆、蒲団あたりのへぇ~度が高かったけれど、一番は旦那です。旦那と布施がおなじ「ほどこし」を意味するとはね…。旦那=金銭や物品をほどこしてくれる人とか言われたら、旦那を旦那と呼びたくなくなった笑。いや、遠慮なくほどこしてもらえば良いのか?2020/08/10
伊早鮮枯
1
仏教由来、仏教に関係する言葉って本当にいっぱいあるんだなぁ。けど残念ながら「上」ほどの驚きはなかったかなー。でも合間合間に読めるのでありがたい文庫本。他力本願で生きていきたいわー(……ダメ?)2016/03/02
くふくふ
1
上下まとめて読了。何気なく使う言葉に仏教ゆかりのものがこんなにあるとは驚きました。お金や物がなくても誰にでもできる「無財の七施」・・ なかなかできないけれど、心がけたいものです。2014/08/30
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