内容説明
「もう、人生をお終いにするんだ」と言って、とぼとぼと線路に向かって歩いていた著者。「うつ病」「妻のがん」との凄絶な闘いの日々の中でつかんだ生と死、家族の絆、夫婦の愛とは何かを赤裸々に綴った、感動のエッセイ。
目次
序章 死を決心した日―もう、これで“人生”をお終いにするんだ!
第1章 迫り来る病魔「うつ病」
第2章 看病疲れで、妻までが「がん」に
第3章 病気は人生の挫折ではない!
第4章 家族の絆とは何か
第5章 人生の哀歓を映し出した『小川宏ショー』
第6章 “老い”を楽しみ、“老い”に生きる
第7章 私たちが辿った夫婦の階段
著者等紹介
小川宏[オガワヒロシ]
1926年。東京都に生まれる。早稲田大学専門部建築科卒業。1949年、アナウンサーとして日本放送協会(NHK)に入局。人気番組『ジェスチャー』の司会を十年間務める。1965年、退局後フリーとなりフジテレビのワイドショー『小川宏ショー』を担当、その温厚な人柄のにじみ出た司会で人気を博し、同局の看板番組に育て上げる。同番組は十七年間、四千四百五十一回の長きにわたり放送された。現在、司会業のほか、講演活動でも活躍中
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