内容説明
営業のあり方が根底から変わろうとしている。かつての常識が今日では非常識になってきている。理由はすべてコストダウンを図るためのことなのである。在庫に対する役割も変わってきている。生産した商品・資材を販売するから、何を生産するか、顧客は何を求めているか、主導権は購入者に移行すれば、在庫は納入予定品でよいことになる。何より、在庫を真の流動資産とすることだ。決算書で、在庫は流動資産になっていても、現実は売りモノにならない単なるゴミになっている場合もある。真の流動資産、現金と同様にすることである。無在庫販売は、在庫を現金化する販売法であり、資金の有効活用を図る販売法なのである。
目次
プロローグ 在庫を削減すれば利益は必ず増加する
第1章 なぜ在庫を減らせば利益が増えるのか
第2章 利益の出る経営システムを再構築する
第3章 無在庫販売への実践的取り組み方
第4章 情報の共有化が無在庫販売を実現させる
第5章 無在庫販売への全社員教育