内容説明
各企業ともリストラクチャリングを図ってはいるが、その内容は当面の環境条件をいかに乗り切るかであって、必ずしもその活動は企業の体質改善とはなり得ていないのが実態であろう。本書では、このような産業界に現状に対して、リストラの活動を製造業としての原点である物づくりの再構築から入ることを提案している。
目次
第1章 「成熟化」した日本の生産システム―改善づかれの日本
第2章 製造戦略なき日本―製造戦略を持てない日本の製造業
第3章 新しい改善活動の方向性―新しい改善への三つの型
第4章 今後、必要とされ「仕くみ」―物づくり部門の新たな課題
第5章 1990年代、いかに変化を始めるか―変種変量生産時代の生産システム
第6章 パワーと影響力―新しいグループ活動への期待
-
- 和書
- 昏い部屋 創元推理文庫