内容説明
道徳的退廃が叫ばれ、様々な問題を抱える教育現場。トーマス・リコーナ博士がその現状にメスを入れるべく、実践的な人格教育のノウハウを紹介。各学校での事例や資料も交えながら具体的に分かりやすく解説する。
目次
第1章 人格の教育―その現状と将来(人格とは何か;人格教育の効果的なアプローチとは;人格教育においては性教育にどう取り組むか ほか)
第2章 人格を形成する方法
第3章 人格教育の十一原理
第4章 アメリカにおける道徳教育の変遷―リコーナ教授とキャラクター・エデュケーション(第二次大戦後のアメリカにおける道徳教育の変遷;一九八〇年代後半からのキャラクター・エデュケーションへの関心の高まり;キャラクター・エデュケーションの課題)
著者等紹介
リコーナ,トーマス[リコーナ,トーマス][Lickona,Thomas]
心理学の博士号をニューヨーク州立大学(アルバニー)で取得し、現在、ニューヨーク州立大学コートランド校の教育学部教授。また、「第四第五のR研究センター」のディレクター(the Center for the 4th and 5th Rs)
水野修次郎[ミズノシュウジロウ]
モラロジー研究所道徳科学研究センター教授、ジョージワシントン大学教育学部カウンセリング科卒業、教育学博士、臨床心理士、カウンセリング・発達学専攻
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