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- > 日本の哲学・思想一般(事典・概論)
目次
序章 存在への志向性
第1章 貴人の彷徨―『古事記』のヤマトタケル
第2章 「在ること」のゆらぎ―万葉における「旅」の問題
第3章 沙弥満誓の歌
第4章 曲折の思想―伊勢物語の「みやび」
第5章 「心」の発見―西行断想
第6章 放下としての自由―一遍における「旅」の意義
第7章 故郷喪失者の夢―芭蕉の旅
結章 存在と倫理とをめぐる覚書
著者等紹介
伊藤益[イトウススム]
1955年京都市に生まれる。1986年筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科修了(文学博士の学位取得)。淑徳大学社会学部助教授、同教授などを経て、現在筑波大学哲学・思想学系助教授。主要著書に『ことばと時間―古代日本人の思想―』(大和書房、1990年 1992年日本倫理学会和辻賞受賞)。『日本人の知―日本的知の特性―』(北樹出版、1995年)。『日本人の愛―悲憐の思想―』(北樹出版、1996年)。『「信」の思想―親鸞とアウグスティヌス―』(北樹出版、1998年)。『日本人の死―日本的死生観への視覚―』(北樹出版、1999年)
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