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内容説明
本書は、自覚の哲学としての西田哲学を、その生成過程において把握するとともに、そこに開示される普遍的な意義をみようとしたものである。
目次
第1部 自覚の哲学としての西田哲学の生成(「自覚」前夜の西田哲学;「純粋経験」の理解をめぐって―高橋里美の批評;自同律と自覚―『自覚に於ける直観と反省』(1)
経験と時間―『自覚に於ける直観と反省』(2))
第2部 西田哲学の展開(左右田喜一郎の西田哲学批判―「場所」の論理をめぐって;西田幾多郎におけるヘーゲル―昭和六年頃までの記述を追って;宗教論(若き西田の宗教的思索;超越と内在の問題を中心に)
西田哲学とコギトの問題)
著者等紹介
石神豊[イシガミユタカ]
1946年浜松生まれ。東北大学大学院博士課程中退。現在、創価大学文学部教授。(財)東洋哲学研究所委嘱研究員
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