内容説明
本書では、フランス型プライバシー保護法制度・法理論の分析を行いながら、わが国の実定法解釈、プライバシー権立法化への指針を導こうと努めている。また、プライバシー権の保護は、その限界を画することによって、逆に「本来あるべき保護の姿」が鮮明になってくると思われるので、プライバシー権の限界論に関する検討も行っている。
目次
第1編 私生活及び家族生活(私生活保護の歴史的経緯;私生活尊重権の内容・限界;私生活の尊重と民事的救済;私生活の尊重と刑事的制裁)
第2編 居住地及び通信(居住地に関する問題;郵便通信に関する問題;電話・電気通信に関する問題)
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