内容説明
本書は「人はなぜ間違えたり騙されたりするのであろうか」という問題に対して心理学的に説明を試みたものである。一般読者に対する心理学の入門書として、また、それらの講義で使える教科書として書かれている。「人はなぜ間違えたり騙されたりするのであろうか」ということを中心テーマにして、日常生活で経験する「誤り」を事例として呈示し、心理学的に説明していくというスタイルを取っている。なるべく一般読者や心理学を専門としない学生が関心をもちやすい内容を選んでいる。
目次
1章 目の前にないものが見える―知覚心理学から見ると
2章 知らずに変わる記憶―記憶心理学から見ると
3章 感情を導くこころの過程―情動・感情心理学から見ると
4章 考えることは得意ですか―思考心理学から見ると
5章 わたしたちは人を見る目があるのだろうか?―対人心理学から見ると
6章 知らずに受ける他者からの影響―社会心理学から見ると
7章 環境や社会に適応するとは
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- 和書
- 現代語訳信長公記 〈下〉