内容説明
夫婦別姓・性別役割分業・母性信仰・結婚退職制・セクハラ日常生活の中で女性が直面する諸問題に対し、女性学の学際的な視点で、現在の女性の現状を分析・解明する。
目次
第1章 女性学の歴史と課題
第2章 「国」と「家」と「法」―「家」思想の虚と実、そして男と女
第3章 代理母問題と生命の尊厳―ゆらぐ母と子
第4章 女性問題としての高齢化
第5章 女子と犯罪
第6章 法のなかの男女平等と不平等―形式的平等から実質的平等へ
第7章 フェミニスト経済学の遠い道
第8章 フェミニズムと脱神話化への動向―自己呪縛からの脱皮的変容への道筋